女性 10代 上顎前突

女性 10代 上顎前突

治療期間2年0か月

抜歯矯正:4本抜歯

装置:透明ブラケット(ローフリクション)

女性 10代 上顎前突

この矯正装置で治療しました

治療6か月後

女性 10代 上顎前突

14歳、前歯が出ていることを気にして来院されました。
その他にも、お口が閉じにくく気付くとお口が開きがちになってしまう、歯ブラシはよく行っているのに歯ぐきが腫れやすい、というお悩みもかかえていらっしゃいました。

実は、いつもお口がポカンと開いているという状態は、お口の健康を保つ上で良い状態ではありません。歯ぐきが乾きやすくなり、歯肉炎が起こりやすくなります。
ご本人が気にされている口元の審美的な問題もありますが、お口を閉じやすくするためにも、前歯を後方に移動する必要がありました。
歯並びを改善しつつ、前歯を後方に移動するためにはスペースが必要です。
必要とするスペース量に応じて、歯を抜くor 抜かないという判断をします。

例えば、必要とするスペース量が少なければ、
歯並びを広げたり、歯のサイズ調整をしたり、または、奥歯の後ろ(親不知のあたり)のスペースを利用するだけで十分な場合があります。この場合は、抜歯はしなくても改善できます。
しかし、歯を抜く以外の方法ではどうしても改善しない場合、抜歯をする必要がでてきます。
とはいえ大切な歯を抜歯する、という判断はとてもデリケートで、
患者さんの特徴を見極め、的確な判断を行う必要があります。
抜歯を行うことで、見た目も機能面も現在よりも良い状態になり、それが安定するために行われるべき最終判断だからです。
この患者さんの場合は、特に下の歯を抜歯するかどうかが難しい判断でした。

そこで、まずは数か月かけて歯を抜かずに歯並びを広げ、その後、口元の突出度を再診査し、まずは、上顎の歯を抜歯、その後しばらく経過をみて、下顎の歯の抜歯の判断に至りました。
結果、上下あわせて4本の抜歯となったのですが、治療方針にご本人およびお母様も納得され、
最終的にお口が閉じやすい美しい横顔となり、大きくずれていた咬みあわせも改善されました。

治療開始時は中学2年生、高校入学後間もなく矯正装置を外し、保定観察期となりました。
現在も、1~2年に1回ほど治療後の経過観察のため来院されますが、いつもまっすぐに目標に向かって歩まれている姿が清々しい、素敵な笑顔が印象的な患者さんです。

初診時

女性 10代 上顎前突 初診時

2年0か月後

女性 10代 上顎前突 2年0か月後